シルク印刷よりうまくいったインクジェットの例

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シルク印刷では難しかった試作

インクジェット
プリントの手配を毎日やってますがADPではある原則があります。それは「なるべくシルク印刷でやる」というものです。つまりどんな注文内容でもまずはシルク印刷でできないか検討をするのです。
プリント方法はほかにもたくさんあり、インクジェット、昇華プリント、転写プリントなどですが転写にもいろいろな種類があります。注文する側はそれらの特徴など知らなくてもできあがってきた商品がきれいにプリントされていればきっと満足していただけると思いますがプリント屋としては個々のご注文毎にいろいろな角度からどのプリント方法をチョイスするのかを考えます。そしてそれこそがプリント工場のプロとしての仕事のひとつだと考えているのです。
どんなにきれいに仕上がっても1枚に1万円を支払う方は少なく仕上がりの完成度は最も重視されるのですがそれ以外にも価格や使用用途などによってもちがってきます。
同じフルカラーで5枚のプリントでもコスト面でシルク印刷という選択肢は無いにしても転写とインクジェットプリントのどちらをおすすめするかはお客さん次第でもあります。普通に洋服として着るならば重視されるのは風合いでしょうからインクジェトプリントをおすすめします。ところが撮影などのためのプリントTシャツでしたら見た目が鮮やかな転写プリントをおすすめする場合もあるのです。転写の場合はプリント面の通気性はゼロになってしまうので普段の着用としてはあまりおすすめできず、特にデザインが大きい場合などはおすすめするのを躊躇します。でも発色は良いので撮影などの目的の場合は転写プリントをおすすめすることになるのです。
今回は数量も少ないということでインクジェットプリントでやってみたのですが予想以上にプリントがうまくいき段差の部分などはシルク印刷だとインク溜まりがおきそうなところも写真のようにきれいに段差にそってインクがしっかり生地についてました。白引きしているので値段は割高にはなりますが同じようなご注文をお考えの方はきっと参考になると思います。
インクジェットプリント
インクジェットプリント

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